建築家による椅子/アトリエ・ワンの場合


 この度 Art-U room では、今話題の建築ユニット、アトリエ・ワンの個展を開催致します。


アトリエ・ワンは1992年、塚本由晴(1965年生まれ)と貝島桃代(1969年生まれ)の二人により設立されました。ローコスト素材と明快なプランを特徴とする「ライト・アーキテクチュア」(軽建築)のパイオニアとして活躍する一方、東京の不思議建築をリサーチした「メイド・イン・トーキョー」等のユニークな活動はアート界からも熱い注目を浴び、近年では内外で開かれるビエンナーレ、トリエンナーレの常連出展者ともなっています。


本展で展示するのは2002年の光州ビエンナーレでも発表された「マンガ・ポッド」の最新バージョン。マンガがビッシリ詰まった書棚とベンチが一体となったポッド(さや)状の空間は、日本独自の住宅環境の狭さ、ひいてはオタク文化や引きこもりといった現象を、積極的に捉え直す試みと思われます。


また、会期後期の10月5日〜11日には、当ギャラリーが入るガレリアビルの3軒のギャラリーが連動して、現在活躍中の建築家がデザインした椅子をビルの全域を使って展示します。(出展予定建築家:北河原温、妹島和世、他) 今回世界で5個目、日本で初めての制作、公開となる「マンガ・ポッド」。会期後は9月末に営業再会する青山ブックセンター青山本店のディスプレイ棚として実際に使用されます。どうぞご期待ください。


* 会期中ホンマタカシによるアトリエ・ワン建築写真の展示や、アトリエ・ワン関連書籍の販売も行ないます。


●  会 期: 2004年9月25日(土)〜10月11日(月)

●  オープニングレセプション:9月25日 PM5:00~7:00

●  後 援:株式会社ワールドフォトプレス

●  協 力:タカ・イシイギャラリー

 

1日目

トラックに乗ってパーツが到着。

図面を見ながら組み立て開始。足の部分はかなり複雑でパズルのようです。

2日目

棚の組み立ても無事終了し、次いで全体の磨き&ニス塗り。あとは乾燥を待つのみ。

3日目

今回スポンサーとなって頂いたワールドフォトプレス社の皆さんが、書籍を届けてくれました。段ボール数十箱分の本がどんどん入っていきます。

設置完了!

塚本さん&貝島さん、楽しい展示ありがとうございました。

連日遅くまで作業してくれたスタッフの皆さん、ありがとう。

会期終了後、マンガ・ポッドはパーツに分解され、隣の青山ブックセンターに運ばれて行きました。書籍台として常設展示されていますので、展覧会を見逃した方はそちらでどうぞ。

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