ピナリー・サンピタック「間にある全てのこと…」


 この度Art-U roomでは、現代のタイを代表する女性アーティスト、ピナリー・サンピタックの個展を開催いたします。

 ピナリーの作品は、この十年来「女性の身体」を軸に展開されてきました。一児の母でもある彼女は、彼女自身の、そして女性一般のメタファーとして「乳房」のモチーフをとりわけ好んで用いており、近年ますます抽象化された乳房のフォルムは果実や仏塔、器や小舟といったイメージに次々と姿を転じながら見る者の想像力を掻き立てる豊かなイディオムを形成してきました。また、近年バンコクで開催された大規模な個展では、タイシルクや桑の葉の繊維、テラコッタやブロンズ等を用いたインスタレーションを展開し、これら多様な素材に対する鋭くしなやかな感性を示しています。


  今回の展覧会は ‘…and everything in between…’(間にある全てのこと…)と題し、事物の相関関係の狭間にある微妙で名状しがたいもの、想像の力により初めて見出されるものの重要さを喚起させる空間が、絵画と彫刻により構成されます。また本展は、昨年度の大阪アート・遊での個展に続き東京での初個展となります。どうぞご期待ください。


●  会 期: 2004年10月15日(金)〜11月12日(金)

●  オープニングレセプション:10月15日 PM5:00~

●  後 援:在京タイ王国大使館

 
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