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IZUMI MIYAZAKI

宮崎いず美

宮崎いず美「stand-in」

 この度Art-U roomでは、ユーモラスなセルフポートレート作品で国際的な注目を集める若き女性フォトグラファー、宮崎いず美の個展を開催致します。

 

 宮崎いず美と写真との出会いは、高校生の時に何気なく入った写真部に始まります。直ちに自分が想い描くイメージを視覚化する魅力に引き込まれた宮崎は、武蔵野美術大学の映像学科に進学。入学1年目の授業で、自分自身をモデルとしたポートレートを撮影したことをきっかけに、現在のスタイルへと至る作品を撮り始めるようになります。

 

 在学中の2012年より宮崎は、東京郊外のありふれた風景や日常の一コマを舞台に、無表情な自身を被写体とした作品をTumblr上で発表し始めます。あたかもSNSの流行と共に巷に蔓延するようになった「自撮り」写真をパロディー化し、一見平凡な日常の中に潜む虚構やナンセンスさを暴露するかのような宮崎独特の「自撮り」作品は、瞬く間にインターネットを通じて拡散し、国境を越えてアメリカの「タイム」誌やフランスの「リベラシオン」紙等のメディアにこぞって取り上げられました。どこか冷めたユーモアを感じさせる宮崎の作品は、あるいは高度に発達した管理社会の下で暮らす我々自身の似姿を写し出しているのかもしれません。

 

 日本での初個展となる本展では、宮崎は、撮影スタジオを模したインスタレーションの形で展示を行います。展覧会タイトルの ‘stand-in’(スタンドイン)とは、映画やテレビの撮影の際に、本番に先立ち映り具合をチェックするために俳優の代役を務める人物を指す言葉で、多くの場合は現場スタッフの一人がその役割を果たします。ただし、有名な俳優の場合、身長や髪や肌の色など自分と容姿が近い専属のスタンドインを有する場合もありますが、例えどんなに似ていたとしても、彼ら代役が実際の映像作品の中で我々の目に触れることは決してありません。いわば現実と映像の両次元において虚構の存在であるスタンドインは、ある意味自分で自分自身の代役を務める宮崎の「自撮り」作品と相関関係にあるとも考えられます。どうぞご高覧ください。

 

 

■ 宮崎いず美

山梨県出身。2016年武蔵野美術大学映像学科卒業。在学中より自身を被写体としたシュールレアリスティックな作風の写真をTumblr上に発表し、直ちにネット上にて注目を集める。国内では同人誌即売会コミティア、TOKYO ART BOOK FAIRに参加する一方、ヨーロッパのアートフェア等に作品を出展。卒業後の本年6月にルクセンブルクのWild Project Galleryにて初個展’Cute & Cruel’を開催。本年末にはミラノのプラダ財団にて開催されるグループ展 ‘Give Me Yesterday’への出展も決まっている。

http://izumimiyazaki.tumblr.com

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会 期: 2016年12月3日 [土] 〜 18日 [日] 

月 - 土 12:00-19:00 日 12:00-17:00 *12月6日[火]、12日[月]休廊

■ オープニングレセプション:12月2日 [金] 18:00-21:00

■ 会期中の毎週末土曜日と日曜日は作家の在廊を予定しています。

企画協力:OFF SHOT

[ プレスリリース(PDF) ]

JP / ENG

 Works

「test」
「test」

2016年、デジタルイメージ、サイズ可変、Ed.10

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「シーズン」
「シーズン」

2015年、デジタルイメージ、サイズ可変、Ed.10

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「散髪」
「散髪」

2016年、デジタルイメージ、サイズ可変、Ed.10

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「おにぎり山」
「おにぎり山」

2016年、デジタルイメージ、サイズ可変、Ed.10

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「potato」
「potato」

2016年、デジタルイメージ、サイズ可変、Ed.10

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